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矯正歯科・小児矯正

矯正の目的は、審美的なものと機能的なものがあります。見た目の美しさと、噛み合わせの機能が両立してこそ、矯正治療といえるでしょう。すべての歯が永久歯に生え変わり、その永久歯をきちんと並べてきちんと噛むこと。矯正は見た目だけではなく、ちゃんと歯の役割が機能しているが大切です。
不正咬合は虫歯や歯周病の原因に!?
歯並びが悪いと、食べ物をしっかり噛むことができません。すると、胃腸などの消化器に負担がかかり、発育不全や内科的な疾患にもつながっていきます。また、噛み合わせが悪いと、歯が磨きにくくなるため、虫歯や歯周病の原因になります。
矯正装置の種類
矯正装置には、金属製やセラミック製、歯の裏側に付ける装置などがあります。基本的にそれぞれの歯に専用の接着剤で取り付けて、治療中は外すことができない固定式です。歯の外側に付ける装置は、これまでは目立ってしまう金属製が使われていましたが、現在は目立ちにくいセラミックブラケット(半透明のセラミック製)もあります。また、歯の裏側に装置を使用し、外側からは見えない舌側矯正もあります。
寝屋川市のおかだ歯科・矯正歯科では、患者様にひとりひとりに合わせたご提案をしておりますので、安心してご相談、ご来院ください。

患者さんには以下の矯正について一般的なリスクや副作用を説明し
ご理解いただいた上で治療を行います。
矯正歯科治療を円滑に進めていくためには、私どもが最善を尽くすのはもちろんですが、患者さんによるご協力と治療に関する知識を共有していただく必要があります。矯正治療にはいくつかの起こりうるリスクと副作用がありますので以下に列挙いたします。
1.最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間1〜2週間で慣れることが多いです。
2.歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
3.装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
4.治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
5.歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
6.ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります
7.ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
8.治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
9.治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
10.様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
11.歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
12.矯正装置を誤飲する可能性があります。
13.装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
14.装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
15.装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
16.あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
17.治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
18.矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
子どもの成長を診る歯列矯正
■一期治療
小児矯正は、一期治療と二期治療に分かれます。一期治療は、乳歯と永久歯が混合する7歳から12歳ごろまでの、永久歯咬合完成前に行う咬合育成の治療です。 この時期は子どもの成長期にあり、直接、歯に力をかけて動かすよりも、歯の生え変わりとあごの骨の成長のバランスを考え、歯やあご骨の位置関係の改善を行います。
■二期治療
二期治療は永久歯に生え揃い、永久歯咬合がほとんど完成しています。大きな成長期が過ぎ、厳密に歯を動かして、よい咬合を形成するためにブラケットという装置を装着。そこにワイヤーを通して少しずつ歯を動かしながら全体の噛み合わせを調整します。

歯列矯正の流れ
1.無料相談
治療についてのカウンセリングを行います、概要、期間、費用などを説明します。
2.検査
口腔内写真、レントゲン検査、歯列模型検査、写真撮影、関節の診査などを行います。
3.診断
検査結果の説明後、治療計画の詳細を患者さまにお話し、矯正治療を開始します。
4.装置の装着と抜歯
装置の装着後や調整時に少し痛みがありますが、抜歯が必要な場合、抜歯します。
5.毎月の調節
月に1回の調節が基本です。治療の進行状況の確認や歯みがきのチェックを行います。
6.装置の撤去
矯正で歯がきれいに並べば、装置を外して歯をきれいにクリーニングします。
7.保定処置
保定装置は歯を動かないようにするための処置です。1年に3~4回程度の調節が必要です。
歯列矯正の費用
歯列矯正は完治するまでに時間がかかります。患者さまにとっても根気が必要な治療になるため、ご検討のうえ、治療をおすすめしています。また、当院の歯列矯正の費用は、国公立大学病院をもとに設定しています。ご不明な点はご相談ください。