8020運動という言葉を聞いたことはないでしょうか。これは、80歳の時点で20本の歯が残っている状態を目指す、という日本歯科医師会の啓発活動です。
厚生労働省は、健康日本21において8020達成率20%を掲げ、2007年には目標値を大きく上回る25%を達成したという報告がありました。日本歯科医師会では次なる目標として8020達成者が50%を超える「8020健康長寿社会」の実現を目指しています。
高齢者にとって、歯が健康であることは全身の健康と大きく関係があります。過去の調査によると、アルツハイマー症候群にかかっている人の特徴として、総入れ歯の割合が高かったというデータがあります。
咀嚼する力が弱まると、食事は文字通り味気ないものになり、食べることへの楽しみが半減してしまいます。また噛む力が弱まることで、胃腸への負担を招きます。そして栄養を十分に摂取できないために、体力の衰えや精神的に無気力になってしまう恐れもあります。
歯が健康であることは、日常生活を送るうえでとても重要な要素です。
寝屋川市にある当院では、当院までの通院が難しい患者様のために、訪問歯科を行っています。寝屋川、守口、門真、四条畷、摂津、高槻エリアで訪問治療を希望される方は、当院までお気軽にご相談ください。
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